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【大阪のFPが解説!試算例付き】ふるさと納税で大阪・関西万博チケットをお得に手に入れよう!


2025年、大阪で開催される大阪・関西万博まで、あとわずかとなりました。未来社会を体験できる絶好の機会に、ぜひ家族みんなで足を運びたいと思っている方も多いのではないでしょうか。1970年の大阪万博は、当時の20世紀少年たちが熱狂する歴史的・伝説的イベントでした。大阪人・関西人としては地元に万博が来るのは、一生に一度か二度くらいのチャンスなので、是非行って参加したい気持ちはあります。

しかし、家族で出掛けるとなると万博チケット代は、決して安いとは言えません。そこで今回、大阪のファイナンシャルプランナーの視点から、ふるさと納税を活用して、賢くお得に大阪・関西万博チケットを実質2,000円の負担で手に入れる方法を、4人家族での試算例と合わせてご紹介します。

万博チケット_バーチャルイメージ

大阪・関西万博 概要

開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)の184日間・開催場所: 大阪・夢洲(ゆめしま)
テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン ・20年ぶりに日本で開催される国際博覧会

ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付をすることで、寄付額のうち2,000円を超える部分が所得税や住民税から控除される制度です。多くの自治体では、寄付額に応じて地域の特産品などのお礼の品(返礼品)が贈られます。

大阪・関西万博チケットがふるさと納税の返礼品に!

なんと、大阪・関西万博のチケットが、ふるさと納税のお礼の品(返礼品)として提供されている自治体があります。例えば、大阪府内の複数の自治体では、万博の入場チケットを返礼品として用意しています。

大阪万博チケットをふるさと納税で得るメリット

1.実質2,000円で万博チケットが手に入る可能性

ふるさと納税の控除上限額内で寄付をすれば、実質2,000円の負担で返礼品として万博チケットを入手できます。

2.地域の応援につながる

大阪・関西万博チケットを返礼品として提供しているのは大阪府内の自治体が多いです。よって寄付を通じて、万博開催地大阪の地域活性化に貢献できます。

4人家族でのチケット代の試算例

下記の通り、ふるさと納税であれば実質2,000円の負担となり、通常購入と比べ14,800円お得となりそうです。ふるさと納税を利用することで、家族全員分のチケット代を大幅に節約できる可能性があります。

通常購入(前売り)ふるさと納税
・大人(18歳以上)6,700円 × 2人 = 13,400円
・小人(4歳~11歳)1,700円 × 2人 = 3,400円
               合計:16,800円
寄付金額25,000円の返礼品×2口で大人チケット2枚、寄付金額6,000円×2口の返礼品で小人チケット2枚入手した場合(※)
実質負担額:2,000円

※「ふるなび」を利用して大阪市に寄付をして「早割一日券」を入手する例で試算。(次項で注意しますが大阪市民の方は大阪市ではない自治体へ寄付して下さいね。

ふるさと納税で万博チケットを入手する際の注意点

ふるさと納税の控除上限額を確認すること:

  • 控除上限額は、年収や家族構成によって異なります。「ふるなび」などのふるさと納税ポータルサイトで試算ができますので、事前に確認しておきましょう。控除上限額以上に寄付すると実質負担額が2,000円ではなくなります。

自分の住所地でない自治体へ寄付すること:

  • 自身の住所地の自治体へ寄付した場合、返礼品が送られない場合が多いようです。(例:大阪市民が大阪市に寄付すると返礼品なしかも。)私は大阪市民なので、泉佐野市に寄付をして、万博チケットの返礼品を頂きました。

チケットの種類を間違えないようにすること:

  • 万博チケットはすべて電子チケットで発行されます。また、大人・中人・小人の区分に加えて、開幕券・前期券・一日券・平日券・夜間券など来場日や来場時間に制限のあるチケットなど種類が多く、ふるさと納税のポータルサイト上で見づらい場合があるので、種類を間違えないようにくれぐれもご注意下さい。開催中毎日入場可能な通期パスもあり、これもふるさと納税の返礼品としてありました。

まとめ

ふるさと納税は、大阪・関西万博チケットをお得に入手できるだけでなく、地域の応援にもつながる素晴らしい制度です。家族での万博体験を、賢くお得に実現するために、ぜひふるさと納税を活用してみてはいかがでしょうか。

引用

・EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト https://www.expo2025.or.jp/
・大阪市報道発表資料(2024年9月27日)
 「万博入場チケットなどを大阪市ふるさと寄附金(ふるさと納税)の返礼品として提供開始します」https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/seisakukikakushitsu/0000635680.html
・楽天ふるさと納税 泉佐野市 https://www.rakuten.ne.jp/gold/f272132-izumisano/
・ふるさと納税サイト「ふるなび」大阪特集 https://furunavi.jp/c/feature_osaka

この記事を書いた人

桐山 昌也
株式会社ライトオブライフ 代表取締役 ファイナンシャルプランナー(FP)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)・MBA(経営学修士)
京大卒、銀行・メーカー勤務を経て、現在大阪を中心に独立系ファイナンシャルプランナーとして活動。「出張型FP」・「最適なアドバイスのできる独立系FP」・「サポートの頼れる実務的FP」を特徴としている。

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