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阿倍野区民・住吉区民・天王寺区民が活用すべき「大阪駅前行きバス」(62号系統)


わたしはファイナンシャルプランナーとして阿倍野区の自宅兼事務所を拠点に活動をしております。阿倍野区は大阪市の南部ですが、公私ともに外出するときに、大阪市の北部にある梅田(大阪駅前)方面に行くことが非常に多いです。梅田はキタとも呼ばれる大阪の大繁華街です。さらには、例えば神戸・京都方面に出かける時には梅田から阪急・阪神・JRを利用したり、遠方に行くときの重要な中継地点でもあります。わたしが出掛ける際によく利用するのが大阪シティバスの62号系統(大阪駅前⇔住吉車庫前)で、これがコスパと快適さが最高レベルなので、特に沿線の阿倍野区・住吉区・天王寺区の皆さんにはぜひ利用して頂きたく思います。

大阪シティバス62号系統バスイメージ

わたしの家から最寄りの鉄道・地下鉄の駅までおよそ徒歩で10分~15分かかるのですが、バス停はすぐで2分ほどの位置にあります。この条件をもとに交通手段別に運賃合計と所要時間を比較してみました。

1.交通手段別比較 阿倍野区民の例(北畠公園前→梅田(大阪駅))
交通手段運賃合計所要時間
徒歩+チン電+地下鉄(北畠駅・天王寺駅利用)520円(チン電230円+地下鉄290円)44分(徒歩10分+チン電9分+乗り換え10分+地下鉄15分)
徒歩+バス+地下鉄(天王寺駅利用)400円※(バス210円+地下鉄290円-乗継割引※100円)38分(バス停へ徒歩2分+バス11分+乗り換え10分+地下鉄15分)
バス(62号系統で梅田へ乗換えなし)210円61分(バス停へ徒歩2分+バス59分)

上の比較表を見ると、運賃合計はバスのみであれば、地下鉄等を利用する場合の半額ほどになることが分かります。往復の節約分でドトールでコーヒー1杯飲んで休憩しおつりが来ます。一方、所要時間は17分~23分余計にかかりますが、駅へ歩いたり、乗換えの駅で電車を待つこともなく、バスの座席に座っていられるので、非常に楽で快適です。少し早めに家を出ればいいだけなので私ならバスを選ぶかなというところです。

※大阪シティバスによると、ICカードの乗継割引は2025年3月31日で終了する予定とのこと。2025年4月以降は、Osaka Point新サービス「乗継ポイント」が始まり、以前の乗継割引金額を上回るポイントが貯まる他、貯まったポイントは、交通利用代金や、Osaka Point提携店でも利用でき、利便性が向上するとのことです。https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20240911_noritsugipoint.php

62号系統の沿線としては、阿倍野区だけでなく、住吉区・天王寺区もメリットある人が多そうなので、試算をのせておきますね。

2.交通手段別比較 住吉区民の例(住吉区役所前→梅田(大阪駅))
交通手段運賃合計所要時間
徒歩+南海+地下鉄(沢ノ町駅・なんば駅利用)480円(南海240円+地下鉄240円)47分(徒歩10分+南海16分+乗り換え13分+地下鉄8分)
徒歩+JR(我孫子町駅・天王寺駅利用)320円(JR320円)50分(徒歩14分+JR14分+乗り換え7分+JR15分)
バス(住吉車庫前乗換:63系統+62系統)210円※(ICカード利用、かつバスとバスの乗継90分以内で※)89分(バス11分+乗り換え11分+バス67分)

住吉区の方もバスのみ利用なら時間的には1.5倍ほどかかりますが、運賃合計は210円と非常に安く梅田にいけます。ご存知の方は多いと思いますが、大阪シティバスは、バスとバスの乗継が非常にお得です(※)。バスの合計乗車時間は長いですが、住吉車庫前は62号系統バスの始発地点ですので、座席にほぼ確実に座れることでしょう。住吉区民の方で、特に住吉車庫前より北側の方は途中の乗継もなく便利そうです。

※大阪シティバスによると、ICカードの乗継割引は2025年3月31日で終了する予定とのこと。2025年4月以降は、Osaka Point新サービス「乗継ポイント」が始まり、以前の乗継割引金額を上回るポイントが貯まる他、貯まったポイントは、交通利用代金や、Osaka Point提携店でも利用でき、利便性が向上するとのことです。https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20240911_noritsugipoint.php

3.交通手段別比較 天王寺区民の例(天王寺区役所前→梅田(大阪駅))
交通手段運賃合計所要時間
徒歩+地下鉄+徒歩(四天王寺前夕陽丘駅利用、東梅田から大阪駅付近まで徒歩)240円(地下鉄240円)30分(徒歩10分+地下鉄12分+徒歩8分)
徒歩+地下鉄(桃谷駅利用・JR大阪環状線内回り)190円(JR190円)30分(徒歩13分+JR17分)
バス(上本町九丁目バス停利用 62号系統で梅田へ乗換えなし)210円39分(バス停へ徒歩2分+バス37分)

天王寺区役所からの試算だと、上表のように運賃は210円前後で大きく差はないです。所要時間もそれほど変わりませんが、交通手段によって徒歩時間が大きく変わります。天王寺区役所は上町筋に近く、上町筋を通る62号系統のバス停への徒歩時間が短くなりました。

おそらく、天王寺区民でもお住まいが、谷町筋に近い人は地下鉄谷町線、大阪環状線に近い人はJRを使うほうが良いでしょう。いっほう上町筋や四天王寺周辺にお住まいの方は62号系統のバスを利用するのが合理的だと思います。

まとめ

阿倍野区・住吉区・天王寺区にお住まいの皆さんは、梅田(大阪駅)へのお出かけの際には、楽でお得なバス利用を、ぜひご検討されてはいかがでしょうか。住吉車庫から大阪駅前まで比較的長距離を走るバス路線を利用することで、沿線のバス停の近くにお住まいの方は特にメリットがありそうです。
また乗継割引の制度が2025年4月から変更され、PiTaPaまたはICOCAを持って、e METRO会員登録が必要になりそうです。また別の投稿で詳しく解説したいと思います。

(参考)

大阪シティバス 乗継割引について
https://subway.osakametro.co.jp/guide/fare/various_fares/transit/noritugi_5.php

大阪シティバス 「Osaka Point新サービス「乗継ポイント」の開始とICカードでの地下鉄・バス・いまざとライナー乗継割引の終了について」
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20240911_noritsugipoint.php

大阪シティバス 62号系統のわかりやすい路線図(ブログ「旅とまちなみとパインどうでしょう~」へのリンク)
https://tabimachipine.com/14670/

この記事を書いた人

桐山 昌也
株式会社ライトオブライフ 代表取締役 ファイナンシャルプランナー(FP)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)・MBA(経営学修士)
京大卒、銀行・メーカー勤務を経て、現在大阪を中心に独立系ファイナンシャルプランナーとして活動。「出張型FP」・「最適なアドバイスのできる独立系FP」・「サポートの頼れる実務的FP」を特徴としている。

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